からあげ日記

普通の大学生の日常、感じたことを綴っていきます

チャンピオンズリーグ第4節 インテルvsバルセロナ

インテルスタメン。ハンダノビッチ、ヴルサリコ、デフライ、シュクルニアル、アサモア、ベシーノ、ブロゾビッチ、ポリターノ、ナインゴラン、ペリシッチイカルディ。カンプノプで行われた試合からはダンブロージオ、ミランダ、バレロカンドレーバから4人代えてきた。コウチーニョが内側に入った時のジョルディ・アルバへの対応、ブスケツへの対応あたりが注目ポイント。

バルサスタメン。シュテーゲン、ロベルト、ピケ、ラングレ、アルバ、ブスケツラキティッチ、アルトゥール、デンベレスアレスコウチーニョバルサは前回対戦からラフィーニャをチェンジ。

立ち上がりのインテルは相当な勢いを持ってプレッシングをかけてきた。守備陣系は4−1−4−1または4−5−1だったが、バルサが最終ラインに下げると逆サイドのサイドハーフが絞ってセンターバックにプレッシングをかける。しかしバルサはシュテーゲンをうまく使い、ポリターノがラングレに行って空いたジョルディ・アルバまでボールを届け前進して行く。

バルサインテルのビルドアップ時スアレスがシュクルニアルにマンツーでついてインテルの攻撃のスタートをデフライ(インテル側から見た右サイド)に限定していた。これがインテルCBのビルドアップ能力の差で決めたのか、ペリシッチvsロベルトの状況を嫌がったのかどちらかわからない。でも前回の試合でも右CBにスアレスがついていたと記憶しているのでやはりペリシッチのとこを嫌がったのかもそれとも他に理由があるのかも。バルサスアレスで攻撃のスタートを限定した後マンツーマンでついてデフライからのボールの出どころをなくして行く。

インテルは中盤のラインとdfラインの間が広く、そのスペースをコウチーニョデンベレが利用していく。ただ中盤の選手のプレスバックがとても早く、なんとかことなきを得ている。

18分のシーン。ペリシッチvsロベルト。バルサとしてはやはりここが不安要素かと思わせるワンシーン。その直前にデンベレインテルCBの背後を取る動きを見せたため、アサモアにフリーで運ばせてしまったのが痛かった。

バルセロナインテルが前から来ているが、インテルは6人、バルサは7人+シュテーゲンの8人でうまくプレスを回避して行く。主にポリターノがラングレに寄せた時に空いたジョルディ・アルバを使いそこからインテルの中盤と最終ラインの間でスアレスコウチーニョが受けて前進して行く。インテルのプレッシングは後手後手なのでバルサレベルの相手だとうまくはめられない。

インテルの主な前進方法は二つ。一つ目はボールを奪った後ブロゾビッチから高い位置をとったバルサSBの裏のスペースへポリターノorペリシッチを走らせて押し上げる。二つめはビルドアップ時ボールを持たされたデフライから中盤に当てて落とした後バルサのプレッシングが開始される。その時にデフライにプレッシングをかけに来た選手のもともとマークについていた選手がフリーになるのでそこまでボールを届けられれば前進できる。この時もブロゾビッチが受けてワンタッチでさばくシーンがとても多かった。ブロゾビッチの評価が高いのもうなずける。

インテルはプレッシング時にナインゴランを前に出した4−4−2で守る。引いた時は4−5−1。運動量の多い選手が中盤にいると守備の位置によって陣形を変えられるのは大きな利点となる場合が多い。

あらかじめ内側にポジショニングしたデンベレがセル時ロベルトがボールを持った時に、アサモアの裏へ斜めに走りそこへのパスでの前進も何度か見られた。左右で違った構造の前進方法を持つバルセロナはレベルが高い。

バルサはアルトゥールにかえてビダルを投入し、ボール保持攻撃時のポジショニングを4−2−3−1へと変更。

終了間際にお互いゴールが生まれ、1−1で試合終了。

注目ポイントであったジョルディ・アルバへの対応はウイングのポリターノは極力下げずに、ヴルサリコがみる。内側のハーフスペースで受けるコウチーニョには中盤のプレスバックで対応。バルサと対戦するチームが散々苦しめられて来たジョルディ・アルバへの対応はこれが得策か。ただ中盤の選手に運動量が求められるので、できるチームは限られそう。

バルセロナラフィーニャの時にはあまり見られないデンベレの内側から外裏へのランニングで右からの前進ができていたのはメンバーチェンジのポジティブ要素だx叩かなと。