からあげ日記

普通の大学生の日常、感じたことを綴っていきます

プレミアリーグ第11節 アーセナルvsリヴァプール

まずはアーセナルのスタメン。レノ、ベジェリン、ムスタフィ、ホールディング、コラシナツ、トレイラ、ジャカ、ムヒタリアンエジルオーバメヤン、ラカゼット。

続いてリヴァプールのスタメン。アリソン、アーノルド、ゴメス、ファンダイク、ロバートソン、ミルナーファビーニョ、ワイナルダム、サラー、フィルミーノ、マネ。

アーセナルのビルドアップは2CB+ジャカとトレイラの4人で行われ、サイドバックが高い位置を取る。対してリヴァプールの守備はウイングの二人が相手SBについて行くのではなく、背中でコースを消しながら高い位置を保つ。こうすることでボールを奪った後カウンターの時に人数を多くすることができる。もし浮き玉や、ボランチ経由でSBにパスを通された時はインサイドハーフが出て行く約束。なのでリヴァプールインサイドハーフはとても多くの運動量を要求されることになる。

コラシナツvsサラーの1対1。熱い。

リヴァプールのボール保持攻撃はSB、インサイドハーフの四人のうちいずれか一人が落ちて2CBと三枚でボールの出所を形成する。横幅は落ちなかったSBもしくはインサイドハーフが取る。アーセナルの守備は4−4−2なのでプレッシングがうまくはまらない。ボールの出所の選手がフリーになることが多いので最終ラインの裏へのロングボール一髪で決定機を作られるシーンが多い。

リヴァプールは後半からフィルミーノとサラーを前線に二枚並べてミルナーを右サイドに出した4−4−2に守備を変更。アーセナルの2CBとボランチ四人にボールを持たれることを許す代わりにそこからの前進はさせない狙いへ変更。

リヴァプールは攻撃でも4−4−2のまま攻める。得点シーンのマネはえぐかった。一度引いてきてベジェリンを釣り出し、空いたスペースに違う人を走りこませるのではなくマネ自身が走り込みボールを引き出す。一人で二役をこなしてしまうのでクロスに対する中央の人数は多くなる。ムスタフィがマネに出て行かざるを得なくなったので中央はリヴァプール2トップvsアーセナルの残りのCBとコラシナツになる。そして本来ならばコラシナツが見るべきミルナーがあき得点を奪った。

ムヒタリアンのところがきになるアーセナルファビーニョのところがきになるリヴァプール。先に動いたのはリードされているアーセナルのエメリ監督。

コラシナツに代えてウェルベックを投入し、イウォビをサイドバックへ。そのイウォビからラカゼットの同点ゴールが生まれた。エメリ監督の采配的中である。

逆にフィルミーノに代えてシャキリを入れ、中盤ラインの前に一人フィルルター役を増やし、1−0で終えようとしたクロップにとっては痛い失点。