からあげ日記

普通の大学生の日常、感じたことを綴っていきます

プレミアリーグ第15節 マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル

ユナイテッドスタメン

デヘア、バイリー、スモーリング、ロホ、ダロト、マティッチ、エレーラ、ダルミアン、リンガード、ラッシュフォード、マルシャル

 

アーセナルスタメン

レノ、ムスタフィ、ソクラティス、ホールディング、ベジェリン、トレイラ、グエンドゥジ、コラシナツ、ラムジーオーバメヤン、イウォビ

 

システムがガッチリ噛み合った立ち上がり

ユナイテッドもアーセナルも試合を3−4−3でスタートさせたため、お互いがほとんどオールコートマンツーマンのようになり、立ち上がりということもありボールの落ち着かせどころを見つけるのに苦労する両チーム。

 

ユナイテッドの解決策

ユナイテッドはボール保持時は3−4−1−2と表記してもいいかもしれない。1にリンガードが入り、マルシャルとラッシュフォードがツートップの形だ。アーセナルボランチの背後にリンガードがポジショニングする。これにより、アーセナルボランチは背後をケアしなければならず、そうなると、マティッチとエレーラ(特にマティッチ)が空いてくるのでそこからのボールの前進を狙うユナイテッド。ただ最終ラインに優位性がないのでデヘアが蹴っ飛ばす選択をするシーンも多かった。

 

アーセナルの解決策

アーセナルはビルドアップの時にホールディングを左サイドバックのようにふるまわせて4バックのような形でビルドアップする。さらに左右のWBが高い位置を取りユナイテッドのWBを押し込んで5バック状態にする。するとユナイテッドの中盤ラインがエレーラとマティッチの2人だけになるのでこの両脇のスペースをラムジーとイウォビが落ちてきて利用することで攻撃を仕掛けて行く。

 

リンガードとエレーラの役割

アーセナルのポゼッション時、ユナイテッドはマティッチをアンカーにしてエレーラとリンガードでインサードハーフのような形になり、アーセナルボランチを見る形としていた。でも押し込まれた後はエレーラがマティッチの横に落ちてリンガードはトップ下の位置に戻りカウンターに備えていた。

 

後半の守備から見るアーセナルの狙い

後半からアーセナルは無理にプレッシングに行かず、5−4−1のブロックを作り失点しないことを優先する構えを見せていた。エメリはこの試合を引き分けでもよしとしていたのかもしれない。

 

フェライニ投入の狙い

73分ロホに代えてフェライニを投入したモウリーニョ。3バックをやめて4バックに変更。中盤を3枚にすることでアーセナルに再三利用されていたマティッチとエレーラの脇のスペースを埋める。さらに前線の枚数はそのままなので攻撃の威力は落とさない。