からあげ日記

普通の大学生の日常、感じたことを綴っていきます

ユダヤ人

こんにちはからあげです。今回はユダヤ人について書いていこうと思います。

ユダヤ人には優秀な人が数多く存在します。アインシュタインマルクスフォン・ノイマンアドラースピルバーグ、キリスト、ラリー・ペイジマーク・ザッカーバーグなどなど他にもユダヤ人と呼ばれる超有名な偉人がたくさんいます。僕が最初そのことを知った時、なぜ優秀な人物が多いユダヤ人は尊敬ではなく迫害されるのかさっぱりわかりませんでした。その理由が宗教にあったからです。

1.ユダヤ教キリスト教の成り立ち

実はユダヤ教キリスト教が同じ神を信仰しています。先に生まれたのがユダヤ教です。そしてユダヤ教ユダヤ人のみが神に救われるという民族宗教です。それに異を唱えたのがあのイエス・キリストでした。キリストは救われるといのがユダヤ人だけという考え方を否定し、「神を信じるものは救われる」としたのです。その行為がユダヤの人たちに反逆者とされ十字架に架けられて命を絶ちました。しかし、このイエスの教えを弟子たちが布教し、のちにローマ帝国の国教となりヨーロッパ中に広まりました。そしてこのキリストを殺したことが「キリストを殺した民」としてのちの迫害へとつながっていったわけです。

 

2.ユダヤ人は金融業に従事するしかなかった

キリスト教では金貸し業が禁止されています。同じ宗教を信仰する者に対して利子付きで金を貸してはいけません。これはユダヤ教も同じなのですが周りに異教徒が多いため金融業をすることができました。金融業をすることができたというよりはそれ以外の仕事はさせてもらえなかったため金融業をするしかなかったという方が正しいのかもしれません。次第に莫大な富を集め、国に金を貸すようにもなり世界的な富豪へとなっていきました。

 

3.ユダヤ人から学ぶべきこと

そんな迫害を受けながらも数多くの成功者を排出してきたユダヤ人には学ぶべきことが多くあります。

1つ目は「逆境でも絶えず努力し続けること」

ありふれた言葉ですがユダヤ人はこれを約2000年間し続けています。今もしている。努力は大切であるということをユダヤ人の歴史が改めて教えてくれます。

2つ目「勉強しまくる」

タルムードというユダヤ教聖典に「知識のない者ほど貧困な者はいない」という言葉があるそうです。ユダヤ人はこの考えに基づき必死で勉強をしてきたからこそ多くの偉人を生み出したのです。

これら2つを学び、実践することで人生を豊かにすることができるのかもしれません。

 

最後に僕が読んだユダヤの本を紹介したいと思います。

1つ目は日本マクドナルド創業者である藤田田さんが書かれた「ユダヤの商法」です。この本にはビジネスで活かすことのできるユダヤのノウハウが書かれています。「78対22の法則」や数字の重要性など参考になる話がまとめられていてとても読みやすい本です。

ユダヤの商法(新装版)

2つ目は「世界五大宗教入門」です。こちらはユダヤ教限定というわけではなく、ユダヤ、キリスト、イスラムヒンドゥー、仏教の五大宗教についてそれぞれ書かれている本です。ユダヤ教以外に様々な宗教を学べるのでオススメです。

 

世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

最後は講談社現代新書の「ユダヤ人」です。こちらは先の二冊と比べるとやや硬い本となっています。本の大部分がユダヤの歴史について書かれています。がっつりユダヤの歴史を知りたい!というかたにオススメです。

ユダヤ人 (講談社現代新書)

 

ここまで読んでくださった方ありがとうございます!日本人からすると理解するのが難しいイメージのある宗教に関する話ですが、学んでみると意外とわかりやすいし、為になることがとても多いと感じます。僕自身これからも逆境に負けず、常に学び続けていきたいと思います。ではまた!