からあげ日記

普通の大学生の日常、感じたことを綴っていきます

チャンピオンズリーグ第5節 パリvsリヴァプール

パリのスタメン

ブッフォン、ケーラー、チアゴ・シウバ、キンペンベ、ベルナト、ディ・マリアヴェラッティマルキーニョスネイマールカバーニ、ムバッペ

 

リヴァプールのスタメン

アリソン、ゴメス、ロブレン、ダイク、ロバートソン、ミルナー、ワイナルドゥム、ヘンダーソン、サラー、マネ、フィルミーノ

 

パリの前進vsリヴァプールのプレッシング

パリはボール保持時マルキーニョスがCB間に落ちて3枚+ヴェラッティの4枚でビルドアップ。プレッシング時のリバプールはDFライン右からゴメス、ロブレン、ファンダイク、ロバートソン。中盤ラインワイナルドゥム、ヘンダーソンミルナー。前線にサラー、フィルミーノ、マネ。フィルミーノがヴェラッティの監視役。パリはベルナト、ケーラーがフリーになるのでそこからボールの前進を狙う。これにリヴァプールは中盤ラインがスライドし、インサイドハーフが対応するが3枚なのでどうしても時間がかか流のと、前が3vs4の数的不利なのでサイドを変えられやすく前進を許してしまう。

 

パリの先制点

キンペンベに対して、外のコースを切ったサラーの内側にネイマールが登場しボールを受ける。ワイナルダムとヘンダーソンを引きつけヴェラッティを経由してライン間でフリーになったディ・マリアとワンツーで勝負あり。この時ベルナト、ムバッペがゴメス、ロブレンをピン留め。カバーニがロバートソン、ダイクをピン留めしたのでディ・マリアはフリーになることができた。

 

リヴァプールのボール保持攻撃vsパリのセットディフェンス

リヴァプールは両SBが高い位置を取る。パリはネイマールとディマリアがついて行くので空いたスペース(リヴァプールCBの斜め前)にインサイドハーフが落ちてフリーでボールを配給して行く。主に、逆サイドへのサイドチェンジや、落ちた選手にパリのボランチがつられた場合はそのボランチが開けたライン間でスリートップのいずれかがボールを受ける。フィルミーノのこの落ちてくる動きは絶品。さらにこの時サラー、マネがそれぞれSBとCBの間にポジショニングすることでパリのDFライン4人をピン留めしていることも見逃せない。

 

パリの追加点

パリがボールを奪い、ネイマールがいた時点ではボール周辺に5人のリヴァプールの選手がいた。しかしボールより前にいたリヴァプールの選手はプレスバックをせず、フィルミーノがボールを奪いに行くが、前を向かれてムバッペとのワンツーでボールより後ろにいた2人を含めて5人を置き去りにしてそのままゴールへ。

 

リヴァプールの前進

ロバートソンが最終ラインに加わりビルドアップをする。その時にマネでケーラーをピン留めし、ロバートソンにプレッシングに来たパリの右ワイドの選手と、ケーラーの間にインサイドハーフが顔を出してボールを受けて前進する。ここでワイナルドゥムに代えてよりドリブルで運べるケイタを投入しここから切り崩しにかかるクロップ。